日本のプログラムの中でも、これ以上ないくらい本気!
このプログラムの中での成長は、
自分の人生を歩むスタートラインに立てたこと。
錦古里 大河
Taiga Nishikigori
北海学園大学4年(2022年当時)
愛称:ゴリ
Q: Ezofrogsで取り組んだことを簡単に教えてください。
僕は、「もったいない昆布」で ” 地球にやさしい牛のえさをつくる"e-Conbu “ という活動を行っています。北海道の浜に打ち寄せられている「もったいない昆布」にある加工をすることによって、牛のゲップに含まれているメタンガスを減らす効果があるので、その研究を僕らがビジネス化させる方法を考えています。
僕は、もともといただいていた内定を断って、このE昆布事業を実装するために春からは広尾町の地域おこし協力体として活動する予定です。
Q: 一度いただいた内定をお断りするのは、大きな選択だったのでは。
なぜそのような決断に至ったのでしょうか?
自分の進路についてはずっと自分に対して問い続けていて。
Ezofrogsに取り組む中で、本当に自分のやりたいことは何なのか、自分自身将来どうなりたいかを問われる時間が多かったので、それによってそういう決断の方向性に、いつのまにか歩んでいました。
僕の夢は、子供に対して「未来の選択肢がたくさんあることを伝えること」なんです。
なのでまずは自分がいろんな道を歩む一人になって、そのうえで子供に対して自分事として未来の選択肢を伝えられるようになりたいな、と思ったのが一番大きな理由です。
Ezofrogsのプログラムである「グローバル研修」の中で、奥田浩美さんという方から「自分のなりたい未来に自分がなったうえで世界を創り上げていく」というガンジーの言葉をいただいたことも、強く心に残っています。
Q: Ezofrogsに応募した理由について教えてください。
世界は広いのに、僕は日本の中でも北海道という一つのエリアでしか活動していなくて…。
それこそEzofrogsのテーマである「井の中の蛙」だなと思っていて。ちょうどEzofrogsを知る機会があり、世界中の人と、日本のおもしろい学生と出会えるプログラムに魅力を感じ、参加しました。
「こう成長したい!」とか、「こういうことを成し遂げたい」…というように明確な目標を持って入ったわけではないです。
ただいろんな面白い人と知り合いたいなという、それぐらいの感覚で僕は申し込んでしまいました!
Q: 面白い人とは会えましたか?
すごかったです。
最初の研修でオンラインで色んな地域のfrogs生(沖縄・茨城・福島・高知)の人たちと顔を合わせたときに、「この中にいて大丈夫なのかな」と。おもしろそうな学生に、最初は圧倒されたりしていて。でもやっていくうえで仲良くなって、いろんな子と知り合えて、お互いに刺激し合えるようになったのは本当に良かったと思っています。
全国に仲間もできたし、尊敬する師匠のような方々にも出会えたのも、frogs生をやっていてよかったことだと思います。
Q: Ezofrogsのメンターとはどんな関係性でしたか?
プログラムの期間である半年間本気で向き合ってくれて、めちゃくちゃ愛されているんだなと気づいてから、すごく信頼できるし、なんでも相談していました!メンタ―の方々の本気度は、日本のプログラムの中でもこれ以上ないんじゃないかなっていうぐらい、すごく伝わってきます。
Q: 未来のEzofrogs生に向けて一言お願いします!
僕でも乗り切れた、というのが一つの、僕が出せた結果なのかなと思います(笑)。
一番心に残っているのが 「Ezofrogsの3人の中で、ゴリ(愛称)が一番再現性がある」と言われて。
同期の2人は天才肌というか、もともともっていたものがキラキラしていたけど、僕は石ころみたいなところから気持ちだけでなんとかEzofrogsを乗り切れました。
Q: これからやりたいことは何ですか?
まずは今取り組んでいる「e-Conbu」を実現できるように「地域おこし協力隊」という立場になって地域に溶け込みます!
その先に内定を辞退して、新卒で地域おこし協力隊になるという進路をとった人間でもなんとかなるというのを子供に伝えられるような人間になっていきたいなと思います。