top of page
DSCF3615_edited.jpg

すこし無理をして見栄を張っていた自分。
行動して結果を出すことで認められる。

笹森 新世

Shinsei Sasamori

北海学園大学4年​(2023年当時)

​愛称:シンセイ

Q:Ezofrogsでは、どのようなことに取り組みましたか?

目標があるけれど不安を感じて行動できない課題に対して、行動できるようになるサービス(LADDER:梯子のように登りやすく、降りにくいという意味を込めて)を考えました。
①AIに目標までのロードマップを作ってもらい②行動日記を使って目標達成したい人同士でコミュニティ作る、そして③月に1度サポーターとの面談をするといった内容です。
Ezofrog参加中盤まで、全然行動できていなかった自分が居ました。色々と行動・失敗する中で「自分にはどうせできない」と思っていたんです。チームを組んだタクミも近しい思いを抱えていて、なにも出来ない自分たち同士でタッグを組もう、となりました。

Q:どうしてEzofrogsを知ったのですか?

もともと起業に興味があり、EzofrogsについてはSNSでフォローしていました。

Q:参加を決めた理由は?

2023年に映画鑑賞のイベントに参加したとき、Ezofrogs2期生の大砂百恵さんと知り合って。シリコンバレーにいくことを聞いたんです。どうやってシリコンバレーに行くの?という話の流れでEzofrogsに参加していることを知り、その存在を思い出しました。そこから1週間のうちに経営やスタートアップに関するイベントに参加したら、また百恵に会って(笑)、Ezofrogsの存在が自分の中に刷り込まれていったこともあり、参加を決意しました。

Q:活動の中で大変だったことは?

「自分には社会を変えられる」という自信が、8~10月ころ、一切なくなったときです。「自分にはなにも出来ない」と思ったけれど、最終発表をしなければならないという状態が、とても苦しかったです。

Q:どうやって乗り越えたのですか?

乗り越えた実感、は正直ないです。でも10月後半頃、まずは行動に移そうと思い一人で街頭インタビューを実施しました。5時間で101人にインタビューをして。そのことで「自分でもできるんだ、やりきれるんだ」という力を少しだけ感じたことで、なんとかやれたと思います。
あとはきっと、メンターに失望されたくないという思いも原動力だったと思います。数か月、沢山の意見やダメ出しをもらった中で、日に日に天狗のようにあった自信がマイナスになったとき、自分としては「このまま落ちて何もしなくなった」とは思われたくなかったんです。ここでやめたら一生後悔する、逃げたって思われるのが辛かったし、繋がりを失うのも嫌でした。メンター・講師・学生がみんな各自の分野で頑張っていて、将来自分が本気で頑張って行動を続けた分野で相談したときにできないのは悲しい、だからこそなんとかやり切れたのだと思います。

Q:参加してみて、どんな変化を感じていますか?

「なんかすごい人」と思われないと人が離れていくという思考がなくなりました。もともとは、すこし無理をして見栄を張っていた自分が居ました。
メンターやゲストスピーカーと会う中でみなさんすさまじい行動・結果があると感じました。
だけど自分は行動だけして結果を出していないし、それを振り返って次に生かすこともできていなくて、それが滑稽に感じたんです。過剰に人にアピールしなくても、コツコツ行動して結果を出していれば周りに歓迎されるということを目の当たりにして、考えが変わったなと思っています。

Q:参加を悩んでいる人にひとこと、お願いします!

社会を変えたい、何か良くしたい、という思いがない人にはお勧めできません。自分は「自分が脚光を浴びたい」という自己中心的な思いをもって応募したんです。だから苦しさもあったのだと思います。
社会課題に本気で向き合い解決するプログラムなので、参加することで「自分はすごい」と思いたい人にはお勧めしません。

bottom of page