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【Leapfrog研修】シリコンバレー体験記 (Ezofrogs2期生・大砂百恵)


3月26日から4月2日までの1週間Ezofrogs生として、選抜された他3名の全国frogs生と共にシリコンバレーを訪れました。

訪問先はAppleパーク、Google、スタンフォード大学、WiL、Plug and Play Tech Centerなど世界に名だたる企業・大学で、イノベーション最先端の地を見学することができました。


シリコンバレーはIT・テクノロジーという言葉から近未来的な街を想像していましたが、現地は雄大な自然に囲まれており、まるで自然公園にいるようでした。

私の考えるサービスは北海道の広大な自然を起点としています。自然の緑がイノベーションに相乗効果をもたらす、これは北海道と共通点があると感じました。



今回のシリコンバレー研修のミッションの一つに、現地で会ってみたい、直接話をしたい企業には、自らメールなどを駆使して英語で直接連絡によりアポイントを取りつけ、その企業を訪問すること、がありました。

そこで私は、フードテック企業として代替肉を開発・販売している「Prime Roots」というスタートアップに興味をもち連絡をしてみたところ、無事アポイントをいただくことに成功、訪問出来ることになりました。

最近では日本のスーパーでも代替肉を見かけることが珍しくなく日常に溶け込んでいると感じますが、アメリカではビーガン(完全菜食主義者)を選択する人が増え、需要が増加傾向にあることなどから代替肉市場の今に興味があったのです。


CEOのKimさんとの対面では、キノコの菌で繊維を作り、酵母と掛け合わせて作る代替肉のベーコンやサラミを試食させてくれたのですが、とても美味しくてそのクオリティの高さに驚きました!

そしてやはりシリコンバレーでは普段から食べている方も多いとのこと。生産に必要なエネルギーやCO2の排出量が少ない、つまり地球環境に負荷の少ない食品だから選択する、ビーガン先進国との価値観の違いを感じました。


また別の気づきとして、今回の様々な人達との出会いによって世界中でビジネスを展開することが身近に感じられるようになりました。

日本以外でビジネスを展開することは別世界のことだと思っていましたが、シリコンバレーで出会った日本人の方々と話していると、frogsプログラム中に出会った大勢の人たちや、自分が日本にいる時のコミュニティの延長線上にその方々もいて、世界は繋がっているのだと実感しました。


そして私はこの輪の中で自分ができることを探してみたいと思いました。

今の自分にあるものを磨きつつ、今の自分にはない新しい価値観を少しずつ取り入れて、丁度いいバランスを見つけて進むことが大事なんじゃないかと気づきました。



今回の研修では、他地域のfrogs生と一緒に行動することができたことも良い刺激となりました。

夜遅くまでサービスのブラッシュアップに取り組む姿や、積極的に英語でコミュニケーションをとる姿勢、何よりたくさん話して笑った日々は貴重な思い出となりました。

それぞれの道を歩くとは思いますが、今後も進捗を共有して頑張っている姿から前へ進む勇気をもらえたらと思います。


実際に現地に行って自分の目で見ることの大切さ、ちょっとしたハプニングも含めて、今回の経験は何ものにも代えがたい、そう実感しています。


最後に【人生の目的はなにか?】という講座も研修に含まれていていたので印象に残った言葉を一つ。


“人生は螺旋的上昇する旅である” 


自分の中に、どう落とし込んで、行動し、表現し、楽しむか。世界に目を向けていきたい。


2023/04/10 大砂百恵


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